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告知
2023年8月22日
山口 暢俊

ヴュルツブルク大学の福島健児先生のセミナーを開催します

ヴュルツブルク大学の福島健児先生のセミナーを開催します

ドイツで活躍され、学変A「植物気候フィードバック」領域にも参画されている福島健児先生を京都にお招きし、下記の通りセミナーを開催いたします。


日時:9月5日(火)14:00-15:00(ハイブリッド開催)


場所:京都大学宇治キャンパス木質ホール3 階大会議室

   (構内マップのリンク先の4番です) 発表タイトル:食虫植物におけるマクロ進化形質の遺伝基盤


発表概要:高次分類群を定義する革新的な形質はしばしば種内多型を欠くため、遺伝学的解析が困難であり、その成立過程には謎が多い。そして、捕虫葉によって小昆虫を誘引・捕獲・消化・吸収する食虫植物の進化はその典型例である。私は、モデル植物たちの扱いやすさを横目に羨みながら、食虫植物たちへと配られた数少ない(しかし意外と強力な)カードを頼りに研究を進めてきた。その一つが、「進化の反復実験」ともみなせる収斂進化である。近年、同じ遺伝子の変化によって革新的形質が何度も出現している事例が多数見つかっていることから、形質進化と相関する遺伝子の収斂進化(分子収斂)を指標にすれば、実験室での取り扱いが困難な生物であっても、形質の遺伝的基盤へとアクセス可能になるはずだ。本発表では、このような視点から展開してきた食虫植物研究のこれまでとこれからについて紹介したい。


ZOOM URL

https://kyoto-u-edu.zoom.us/j/5055512806?pwd=emRvTk81WHRRSkw0eHFzN0lEcy9tQT09

ミーティングID:505 551 2806

パスコード:9NKsGU




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