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研究成果
2023年6月30日
関本奏子

71 st ASMS Conference on Mass Spectrometry and Allied Topics

71 st ASMS Conference on Mass Spectrometry and Allied Topics

2023年6月4-8日


関本班のD2の学生である横浜市立大学の福山さんが、領域の国際活動の支援を受けて、2023年6月4日から6月8日にアメリカ・ヒューストンで開催された71 st ASMS Conference on Mass Spectrometry and Allied Topicsで発表を行いました。

 

 「Functional group analysis of gas-phase oxidation products of α-pinene using high resolution collision-induced dissociation mass spectrometry (HR-CID-MS)」というタイトルで、BVOCの一つであるα-pineneの酸化反応により生成される、様々な酸化物の構造(官能基)を網羅的に捉える微量分析法について発表し、参加者と議論しました。本会議では、質量分析を使う世界中の様々な分野の研究者が3000件を超える発表を行い、規模が非常に大きいものでした。本学会に参加することで、最先端の質量分析装置仕様や解析法について学ぶことができ、自分の研究を世界の研究者に伝える貴重な機会となりました。BVOC関連では、テルペンの代謝物に関する研究や、イソプレンの酸化反応に関する研究、VOCのノンターゲット分析の研究が報告されていました。

 また、学会参加の前には、コロラド大学のJoost de Gouw教授とディスカッションを行い、テルペンの酸化反応に関する研究の助言を頂きました。





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