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植物気候フィードバック 
​領域代表からのメッセージ
植物は気候変動から影響を受けるだけでなく、大気の組成や気候を改変するフィードバック効果を発揮します。植物から放出される揮発性有機化合物(BVOC)は、エアロゾル生成を介して太陽放射収支や降雨量を左右し、
気候を変えます。本学術変革領域では、この植物ー気候間の動的フィードバックを遺伝子レベルから解明する新分野を創出することを目的として発足しました。森林生態系の大規模遺伝子発現解析と揮発性有機化合物放出量のリアルタイムモニタリング、そして植物気候フィードバックのモデルの開発を進めることで、生態系と地球環境の未来を予測するための新しい分野を切り拓きます。


植物気候フィードバックの領域のメンバーは、多様性に溢れています。BVOCの生合成・放出の環境応答性、植物間コミュニケーション、BVOC放出の野外長期観測、化学気候モデルによる将来予測、植物の季節活動(フェノロジー)変化というように研究のバックグラウンドは多岐に渡っていますし、計画班代表者には若手研究者の方々が多く50%が女性です。この多様性が自由な雰囲気を生み出し、活発に意見を出し合いながら領域を推進するとても良い環境が整いました。異分野の研究と異なる立場の人が出会い生みだされる化学反応を原動力として、これから植物気候フィードバック研究を全力で推進してまいります。
領域代表 佐竹 暁子
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新着情報

NEWS
2024年9月17日

植物気候フィードバックの特集がmilsilに掲載

NEWS
2024年9月17日

A03班山口の論文がe-Lifeに掲載

領域内セミナー
2024年9月10日

第13回リレーセミナーをオンラインで開催

受賞
2024年9月9日

A01班佐竹の研究室の大学院生富本が第26回日本進化学会神奈川大会 学生口頭発表賞最優秀賞 を受賞

論文
2024年9月2日

A03班西尾の論文がPNASに掲載

受賞
2024年7月30日

B01班関本の研究室の大学院生錦戸が2024年日本質量分析学会学生論文賞を受賞

領域内セミナー
2024年7月30日

第12回リレーセミナーをオンラインで開催

論文
2024年7月25日

A02班棟方・矢﨑の総説がCurrent Opinion in Plant Biologyに採択

論文
2024年7月25日

本領域に関する総説論文がAnnual Review of Plant Biologyに掲載

研究発表
2024年7月25日

A03班山口・川勝がICAR2024@アメリカで発表

受賞
2024年7月2日

公募班島田が日本大気化学会2023年度論文賞を受賞

研究発表
2024年7月1日

A02班福島とA01班佐竹と佐々木、および大学院生がIPMB2024@オーストラリアで研究発表

国際シンポジウム
開催決定!
'24年10月28日(月)​〜31日(木)
@長良川国際会議場(岐阜)
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