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植物気候フィードバック 
​領域代表からのメッセージ
植物は気候変動から影響を受けるだけでなく、大気の組成や気候を改変するフィードバック効果を発揮します。植物から放出される揮発性有機化合物(BVOC)は、エアロゾル生成を介して太陽放射収支や降雨量を左右し、
気候を変えます。本学術変革領域では、この植物ー気候間の動的フィードバックを遺伝子レベルから解明する新分野を創出することを目的として発足しました。森林生態系の大規模遺伝子発現解析と揮発性有機化合物放出量のリアルタイムモニタリング、そして植物気候フィードバックのモデルの開発を進めることで、生態系と地球環境の未来を予測するための新しい分野を切り拓きます。


植物気候フィードバックの領域のメンバーは、多様性に溢れています。BVOCの生合成・放出の環境応答性、植物間コミュニケーション、BVOC放出の野外長期観測、化学気候モデルによる将来予測、植物の季節活動(フェノロジー)変化というように研究のバックグラウンドは多岐に渡っていますし、計画班代表者には若手研究者の方々が多く50%が女性です。この多様性が自由な雰囲気を生み出し、活発に意見を出し合いながら領域を推進するとても良い環境が整いました。異分野の研究と異なる立場の人が出会い生みだされる化学反応を原動力として、これから植物気候フィードバック研究を全力で推進してまいります。
領域代表 佐竹 暁子
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新着情報

NEWS
2024年12月2日

領域で企画した上橋菜穂子先生と高林純示名誉教授によるクロストークイベント@横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス が開催されました。

論文
2024年11月25日

A02班棟方・矢崎の論文Plant and Cell Physiologyに公開されました。

論文
2024年11月25日

A02班棟方・矢崎の論文がACS Synthetic Biologyに公開されました。

論文
2024年11月25日

B02班塩尻の論文がJournal of Plant Interactionsに掲載されました。

NEWS
2024年11月18日

A03班川勝が編集した“Rice: Methods and Protocols” が出版されました。

NEWS
2024年11月12日

A01班永濱の著書『植物の季節を科学する: 魅惑のフェノロジー入門(共立スマートセレクション43)』が共立出版より刊行されました。

論文
2024年11月12日

A02班永野らの論文がNature Communicationsに掲載されました。

NEWS
2024年10月23日

A01班佐竹の研究室の桑門、佐竹等の研究が日本経済新聞に掲載されました。

論文
2024年10月23日

A01班佐竹の研究室の桑門、佐竹等の論文がPlants People Planetに掲載されました。

論文
2024年10月3日

B02班塩尻の論文がPlant Ecologyに掲載されました。

領域内セミナー
2024年9月27日

第14回リレーセミナーをオンラインで開催しました。

受賞
2024年9月24日

A01班佐竹の研究室の野下が2024年度数理生物学会で第19回研究奨励賞を受賞しました。

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