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佐竹班

植物フェノロジーを支配する

遺伝子制御機構

研究代表者

佐竹 暁子(九州大・教授)

Akiko Satake

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研究分担者

メンバー

谷 尚樹(JIRCAS/筑波大・教授)​

永濱 藍(国立科学博物館/研究員)

磯部 祥子かずさDNA研究所/チーム長)

 

平川 英樹かずさDNA研究所/主任研究員)

研究協力者

中村 彰宏(中国科学院シーサンパンナ植物園・教授)​

小杉 緑子(京都大学・教授)

佐々木 江理子(九州大・准教授)​

野下 浩司(九州大・助教)

楠見 淳子(九州大・教授)

地球上には長い冬をもつ高緯度地域から年中温暖な熱帯地域まで多様な環境が存在し、

各地域に生息する植物の季節活動(フェノロジー)が地球環境に影響を及ぼしています。

ですが、フェノロジーを支配する遺伝子制御気候や環境に対する応答性は未解明のまま

でした。そこで私たちは森林生態系の優占樹種のゲノム解読を進め、北海道から東南アジア熱帯林までの多様な森林生態系を対象に網羅的遺伝子発現(分子フェノロジー)観測、BVOC放出などのフェノロジー観測を行い、フェノロジー変化のメカニズムを遺伝子レベルで明らかにします。また、環境が制御された実験室環境で得られる植物の環境応答情報を分子フェノロジーデータに適用し、展葉・開花やBVOC放出予測の検証を行うことで、気候モデルへの入力に必要なフェノロジー予測モデルを開発します。さらに気候モデルの予測結果を、フェノロジー予測モデルへと戻すことによって、温度や雨量に敏感な開花・結実フェノロジーがBVOC放出によっていかに左右されるかという「気候改変を介した植物自己フィードバック」の解明を目指します。

班の概要

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