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第1回 領域会議・若手の会 開催

第1回 領域会議・若手の会 開催

2024年3月5日

宮崎県宮崎市

-3月4(月)-6日(水)開催-


「領域会議×若手の会」


2024年3月4日から6日まで、宮崎シーガイアにて学術変革領域「植物気候フィードバック:BVOC気候調節」の領域会議および若手の会第一回が開催されました。64名の参加者のうち半数が若手研究者や学生で、大変活発な交流が生まれた実りの多い会となりました。2023年4月に本領域がスタートしてから、1年が経過しようとしています。領域会議と若手の会では、6つの計画班から生み出された1年間の成果が次々と報告されました。BVOCの生合成遺伝子、放出のリアルタイム観測、植物間コミュニケーション、気候へのフィードバックについて、多くの共同研究が進められ、未発表の最新成果を共有できたエキサイティングな会議でした。若手の会では、学部生からポスドク、助教クラスの方々まで幅広い若手層の方々が口頭あるいはポスター発表を行い、積極的な異分野交流が行われました。


「フリーディスカッションと今後の展望」


夜の部では、特別企画「若手キャリアパスの最前線!」が開催され、先輩方のキャリアや海外での経験談を紹介し、若手特有の不安や悩みを共有する場が設けられました。交流会は夜遅くまで続き、合宿形式での歓談を大いに楽しんでいました。
外部アドバイサーや学術調査官の先生方も多く参加くださり、本領域の活動への講評をいただきました。勢いをもって進んでいる「植物気候フィードバック」ですが、遺伝子と気候まで異なるスケールを結びつけるためには、まだまだこれから新しいデータを蓄積しそれらを理論的に統合することが必要です。また、「Mother Tree」に変わる新しい概念の提唱につながるような研究を目指してください、との励ましのお言葉もいただきました。これらの課題に真摯に取り組み、真の異分野融合を進めて学術の裾野を広げていきます。



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